難しい局面

2007年1月13日号の週刊東洋経済 編集を読んで思ったこと。それは世界の他の国々を含めて日本も直面している問題を浮き彫りにしている、ということです。

その問題に関して記事やコラムの内容が矛盾さえしているですね。それは、世界が難しい局面に居る、と言うことだと思います。

それらを一言で表現すれば、”グローバル化”の波、あるいは、それによる“フラット化”の波、ということだと思うのです。

・あるコラムでは、金が余っている法人の言いなりになり法人税を下げ、消費税を上げるとは矛盾だ、つまり経団連の言いなりになるな、という内容であるかと思うと、

・あるコラムや記事では、企業が国を選ぶこの時代に法人に対する政策を施さないと日本はますますダメになる、というものもあります。

・そして、ドイツを例にして、そこでは何が起きているか、という話が紹介され、例え派遣社員が増加しても、企業・職が国外に逃げていってしまうよりもましだ、との風潮がある、との紹介が記載されたりしています。

安部首相がいうところの”美しい”日本とは、どの方向であるか、を我々自身が真剣に考える時であることは確かです。しかし、この波は止まらない、とすれば、積極的に対応するにはどうすれば言いかを考えたいですね。