2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

龍馬 、青雲篇

2005 角川書店 津本 陽この作品は、龍馬17歳の夏から、父・八平が亡くなる21歳の冬までの四年間が描かれています。そこには、江戸での剣術修行、黒船騒動などに彩られた龍馬が書かれています。司馬遼太郎の“竜馬がゆく”以来、久しぶりに坂本龍馬に関する小説…

阿蘇高原に遊ぶ

北九州、日田、阿蘇、竹田、大分、別府、宇佐、中津、行橋、そして北九州のドライブを楽しむ。

華厳経哲学をいまふうに捉えてみました。

華厳経は2つの哲学から構成されています。 ・重々無尽 ・一即一切、一切一即華厳経は、釈迦哲学を受けて中央アジアで構築された哲学です。そう古い哲学ですね。僕は昔からこの二つの言葉をなにげなく眺めていたのですが、最近この2つの言葉に打ちのめされ…

Joan Magueijo

Joan Magueijo は、以下の本を著した物理学者です。 僕は、この人の名が、数年後に世界で忘れられない名前になることを期待しています。つまりアインシュタイン以来の物理学者の出現を期待したいです! もし、彼の提案するVSL理論が実証されなかったとしても…

面白いHP

ある方に教わったので記憶としてここに記載しておきます。 http://www.tek.co.jp/p/

「明治」という国家

1999 文藝春秋 司馬 遼太郎本作品を読むと司馬さんが著した明治や江戸末期を舞台にした作品の数々の場面が蘇ってきます。そして、それら作品の裏に司馬さんが込めた思いが伝わってきます。本作品を通して、日本が失った“サムライ”と日本が得た“国民”、そして…

インフレーション宇宙理論

なぜビッグバンは起こったのか―インフレーション理論が解明した宇宙の起源 1999 早川書房 アラン・H. グース, Alan H. Guthインフレーション宇宙を提案し推進した中心的な人物であるアラン・H. グースが書いた本です。10年前に出版されたので内容は古いので…

横瀬浦散歩と東シナ海

司馬さんが「肥前街道」で訪れた横瀬に立ち寄りました。街道をゆくの「肥前街道」に横瀬について書かれている文章の一部がタイルに焼かれた形で碑が建っていました。 ポルトガルが、平戸を出て、次に港として利用したのがこの横瀬です。長崎に移るまでの結構…

春灯雑記

司馬遼太郎全集 第53巻 文芸春秋 1998年12月司馬さんの思想のかけらに触れることができる作品で以下の構成になっています。 ・心と形 ・護貞氏の話 ・スコットランド ・踏み出しますか ・義務についてどのエッセイもその内容は鋭くかつ厳しい指摘になってい…