心の影〈2〉意識をめぐる未知の科学を探る

心の影（2）で心を理解するのにどんな新しい物理学が必要なのか、つまり心のための計算不可能な物理学の探求を述べています。僕としては、心の影（1）よりも更に興味を持って読ませてもらいました。

しかし、やはり難しいですね。30％いや10%もペンローズさんの論理展開をできていない自分が情けなくもあります。

ただ、ペンローズさんが今まで誰も踏み込まなかった世界に数学と物理学の立場から切り込んだ、その意気込みと、面白さを痛烈に感じる1冊であることは確かです。