韓のくに紀行（街道をよくシリーズ）

全集もここまでくると後半に入った気がします。

街道シリーズを初めて読み始めてから、それを片手にいろいろな旅を楽しんできました。その旅もう何年になるかと考えたりしながら楽しく読みました。今だにその旅が続いています。
http://www.koyanagi-lab.org/koyanagi/pleasure/travel/index.html

今、改めて作品を読んで、なんと贅沢な旅を司馬さんは楽しんでいるだろうと羨ましく思うと同時に、また、少しでも司馬さんのような旅をしてみたいなと思いました。それにしても、この作品ほど、日本国の成り立ちをうまく表現した作品はないのではないかと思わせるところがあります。実にいい作品ですね。