人間の集団について

司馬遼太郎全集 第47巻に、『人間の集団について』が記載されています。

ベトナムを訪れた司馬さんが、ベトナムを通して、日本、中国、韓国、カンボジアビルマアメリカ、ソ連、フランス、ドイツ、スペイン、イギリスなどの国々を語る壮大な紀行文になっています。

その中で、司馬さんが必死に人間を見つめている姿が小気味よく描かれています。その見事な洞察力に感服する以外に僕はなすすべをしりません。いい作品です。まだベトナムを訪れたことがありませんが、行ってみたい場所の1つでもあります。