ティム・オライリー

雑誌INTERNET 2006年1月号

私自身、ティム・オライリーの先見性に強く影響を受けた一人です。彼は、”P2P”会議、後に”エマージングテクノロジー”、そして最近話題の”Where2.0"会議で今後のネットワークを描こうとしています。

私は、最初の2つの会議に出席しましたが、昨年開催された”Where2.0"会議には残念ですが出ていません。

この記事皆さんが読むことをお勧めします。


記事での ティム・オライリーさんの発言をいくつか記します。

IP電話やIPテレビなどがネットワークにに入ってくる。根本的に分散型で制御不可能なインターネットのアーキテクチャの上ですべてがつながったとき、そこにまったく新しいプラットフォームが見えてくるはずです。
・そのプラットフォームをコントロールするのは誰なのか?Web2.0とは、くるべきグローバルなコンピューティングプラットフォームのルールを理解しようとするものとして提唱しています。
・それはユーザ参加のアーキテクチャである。
・システム、ネットワークがユーザから学習していくことができるプラットフォームの提供であり、もはや製品がより優れているか否かではなく、どちらが優れた開発モデルを持っているかの問題になります。
・昔のマイクロソフトネットスケープの戦いは同じソフトウェア会社企業の戦いであったのに対して、グーグルやヤフーとの戦いは全く異種に生き物の戦いです。マイクロソフトはまだその戦いに順応していません。
・会社間の戦いは今、ビジネスモデルの戦いになっています。                   
・などなど、、、
                                   小柳恵一