現代物理学を

情報ネットワーク分野・情報処理分野にうまく適用できないかと思っています。

そんな中、竹内薫氏の著書に出会えたました。嬉しいことです。

僕自身、30年前までの大学院(修士)時代までは物理学が好きで好きで修士論文も物性関連でまとめ、IEEE Physical Reviewのジャーナルには採択されませんでしたが、IEEE elecrtorn deviceのジャーナルに採録された経験があります。

その後、僕の才能では、物理学ではとうてい食べていけないのでNTTに勤めネットワーク技術者として26年過ごしました。

そして、今、その物理学と情報ネットワーク・情報処理分野を統合できないか、と思い始めています。その基本的な考え方がエントロピーを橋渡しとたものです。

例えば、情報検索の分野です。

現在、インターネットは生活空間の一部になっています。つまり、あらゆるものを繋げる宇宙空間と言えると思っています。

その中で(ほんの1例ですが)、プライバシーを最重要視したユーザを想定した場合、そのユーザは、インターネット宇宙空間からあらゆる情報を吸収しますが、なんの情報も発信しないのです。つまり、インターネット宇宙空間ではブラックホールとして捉えること可能です。そうすると、物理世界のブラックホールに適用されているベケンシュタインーホーキングの定理である『ブラックホールエントロピーは、その表面積に比例する』に相当した定理が生み出せるのではないかと僕は思っています。

つまり、インターネット宇宙空間での上記ユーザをエントロピ(情報にマイナスをつけたもの)で表現したい、と思っています。そうすると、そのエントロピーが表面積、つまり2次元で表現できることになるので、そのブラックホールが2次元の1 or 0で表現できる、ということになるのです。

そんなことを考えただけでも僕の心臓の鼓動が超ひも論理のように無限のエネルギーを持ちだしそうなんです。

さらに、ループ量子重力論の基本であるノードとリンクのスピンネットワークが我々が住む時空間を創出している、という論理はさらに僕の創造を高めてくれます。

この30年間になんと面白い展開になっているのかと、この二日間知的に興奮しています。