竹内街道

司馬遼太郎全集 第48巻に記載されています。

司馬さんは、天理市にある石上神宮を訪れ、そこを起点に古代の街道沿いに話を展開しています。石上神宮から三輪山にある三輪山神社(大神神社)までの山辺道、そして三輪山神社からの竹内峠までの竹内街道です。

昔、この道を車でドライブしたことがあります。簡単に過ぎてしまうほどの空間でした。その空間に広がる古代日本について、司馬さんは日本書記や古事記に記載されている話などをベースに展開しています。 その解釈力と説明力が面白い。

この話の中では、司馬さんは7キロほどの距離しかない山辺道を、平行に走る道を車で走りショートカットしていますが、当時の僕も同じように車で通り過ぎてしまったため、未だに後悔しています。次は、山辺道を歩きたいと思いますが、往復14キロは結構ありますね。

当時はまだディジタルカメラが無かったのでパソコン上に記録がなくアップできないのが残念です。PC上で管理している最古の写真は1996年8月なのでそれ以前がありません。