梼原街道(脱藩のみち)

KeiichiKoyanagi2009-03-04

司馬遼太郎全集 (60) 文芸春秋 1999年7月
にあります。

司馬さんは、坂本龍馬などの高知からの脱藩者の辿った道を歩きながら高知の人々と文化について語っています。僕はまだ、この道の付近を何度かドライブしましたが、梼原には行ったことがありません。是非、近いうちに行ってみたいところの1つです。

写真で黄色の実線が、本書で司馬さんが訪れた場所です。そして黄色の破線が、龍馬が脱藩した時のルート、と言われて場所です。赤線は、僕がかつてドライブを楽しんだルートです。



龍馬は、肘川の上流から小舟にのり、船で大洲経由で河口の港に行きます。その港町である長浜の冨屋金兵衛宅に一泊し、長浜港から船に乗り、長州の上関港へ。そこで一泊し船にて三田尻港に向かいました。龍馬は三田尻から陸路で下関にある白石正一郎宅に向かったようです。



長浜港


上関港


三田尻


白石正一郎宅跡


白石正一郎宅の門(現在は別の場所で一般のお宅に使われています)