ゴッホ終焉の地を訪ねて
ゴッホ終焉の地 オーヴェル・シュル・オワーズは、パリの北西の郊外にあります。
1890年7月29日37歳で生涯を終えた家、そして彼が最後の70日間を過ごした部屋がそのまま残っています。
さらに、ゴッホと彼の4歳違いの弟と一緒に並んだお墓や、彼が70日間過ごしたオーヴェル・シュル・オワーズで描き上げた70枚ほどの絵の舞台が広がっています。夢のような場所です。
あれほど僕の目に焼きついた風景が広がる最高の場所です。
絵に描いた広大な麦畑、ゴッホが戯れたロワール川、兄のように慕った友人宅の庭、街角、そして僕の研究室にも飾ってある教会など、がオーヴェル・シュル・オワーズの村にあります。到る所がゴッホの絵の題材であったことを感じ取ることができる場所です。
長い間行きたいと思っていたオーヴェル・シュル・オワーズに訪れることができ、実に楽しい時間を過ごすことができました。
次は、このオーヴェル・シュル・オワーズで一泊しながらゆっくりと散策したいと思います。
ゴッホの隣の部屋
この小さな窓が1つあるだけの狭い部屋です。
この窓の下に在ったベッドに横になったままゴッホは他界します。
朝起きると、1階にあるこの食堂で朝食をとり、そのままカンバスをもって絵を描きに出かけたようです。お昼までに帰らないときはサンドイッチを作ってもらって出て行った、とのことです。