司馬遼太郎全集の全68巻を読み終える。

司馬遼太郎全集、全68巻を読み終わりました。

学生時代から司馬さんの作品を乱読し、一通り読み終わった頃、全集を順番に読み返してみたいと思い10年ほど前から読み始めました。

NTT時代からベッドで、寝る前に少しづつ読み始め、数年後に仕事が変わったために、新たな仕事の準備に忙しく、第28巻目の城塞を途中のままベッドの脇に置いたまま4−5年ほっときました。

新たな仕事に慣れ始めた数年前にこの埃のたまった28巻目から読み始めました。

そして、今日、読み終わりました。

全集を通して読んでみて、また新たな発見がいろいろとありました。一人の著者の全集として、この司馬さんの全集が最大の規模だそうですが、物理的な規模などよりも、私に与えた影響は計り知れないものがあります。

また、この全集を最初から読む、つまり第一巻の梟の城から、また読み始めることがいつかと思うと楽しみであると思いながら、最後のページを閉じました。

司馬さん、本当にありがとうございます。 僕にはそれしかいいようがありません。司馬さんの作品に出会えたことがうれしくて仕方がありません。