壱岐・対馬の道

KeiichiKoyanagi2008-09-09

司馬遼太郎全集55巻にあります。

2005年9月に訪れてからすでに3年が過ぎました。今回久しぶりに街道をゆく壱岐対馬の道を読んでまた行きたくなりました。

2005年9月の連休を利用して対馬の一泊旅行を楽しみました。司馬遼太郎は、壱岐島の散策後、郷ノ浦で一泊しています。僕は、博多埠頭からフェリーに乗船し、郷ノ浦港に寄航後、そのまま対馬厳原港へ向かいました。博多埠頭から約5時間弱の船旅で厳原港に着いたのは15時を過ぎていました。ホテル対馬でチェックイン後、18時30分の夕食までの時間、対馬の風景を感じたく382号線を木坂の町を目指し走りました。海、入り江、深々とした山々を過ぎる道は信号も無くドライブだけで爽快な気分にさせてくれます。オープンエアドライブには最適な道かもしれません。いい思い出です。

木坂にある海神神社は、その名の通り海に面したそれは美しい場所にありました。3連休の中ドライブしたのですが誰も居ません。静かで長閑な場所です。日本の八幡神宮の源とも言われています。古代の朝鮮とのつながりとその雰囲気を感じさせてくれます。

ホテル対馬で新鮮な海の幸を夕食に食べ、ホテル近くの八幡宮神社のお祭りを楽しみました。懐かしい雰囲気を感じました。

次の日、僕は、司馬遼太郎と同じ道を“街道をゆく 壱岐対馬の道”を片手に走りました。15時20分には対馬 厳原港をフェリーが出てしまうので一泊だけだとあまり時間がありませんが、信号の無い空いた道は余裕を持って走らせてくれます。まず、和多都美神社を訪れました。こんな美しい神社を私は初めて見ました。これほど、自然にとけこんだような神社を私は他に知りません。宮島の厳島神社の原型とも言われています。しかし、美しい。私は、ここで多くの時間を過ごしました。過ごさずには居られない場所でもあります。



海神神社


和多都美神社