台湾紀行

KeiichiKoyanagi2008-09-13

街道をゆくで司馬さんは、1993年1月と4月に台湾を訪れています。その作品の中で、国家とはなにか、を考えながら歩いています。台湾を通して国家について司馬さんは考えようとしています。江戸時代に高砂国とよばれば時代から、幕末の頃にアメリカが台湾の東半分を買収すべき、とのハリスの提言に触れ、その当時の台湾の法的位置づけなどに触れています。さらに日本による植民地化、蒋介石との関わり、そして中国との関わりに司馬さんらしい徹底した合理主義の立場から語っています。当時、この作品がいろいろな国の人々に波紋を広げたことを思い出しながら、僕は、台風が来るかもしれない束の間の晴れ間の中の台湾を楽しみました。



故宮博物館



総統府



龍山寺



龍山寺



民主記念館(旧中正記念堂)



夜の台北



台北駅から左営(高雄)に向かう。



台湾新幹線からの眺め。



高雄



左営(高雄)から台北駅に向かう。



台北