神戸散歩

KeiichiKoyanagi2008-11-29

久しぶりに”神戸散歩”を読ませてもらいました。

司馬遼太郎全集〈57〉街道をゆく(6)にあります。

上の写真で左から神戸ポートピアホテルからの眺め、1.17希望の灯り、そして海軍操練所跡

2006年5月に神戸ポートピアホテルに一泊し短い時間でしたが、数十年ぶりに神戸の街を散歩しましたことを思い出します。商店街などの様子が一変していましたが、垢抜けた雰囲気であることには変わりはないと感じました。雨の中の散歩でしたが”1.17希望の灯り”に偶然出会いました。1995年の早春に僕はあることで神戸ポートピアホテルに1週間ほど泊まることで予約を入れてありましたが、1995年1.17の地震ですべてをキャンセルして以来、復興した神戸を散歩するのは初めてです。そんな中、最初に出会ったのがこの灯りでした。何か重いものを感じました。

長い間行きたいと思っていた海軍操練所跡を訪れました。司馬遼太郎の何かの文章で、海軍操練所跡が神戸税関発祥の地の近くにあった、との記憶がありました。しかし、実際は、旧NTT局舎の場所に在った、ということを今回分かりちょっと驚きました。神戸電信発祥の地でもあるのです。現在はNTTドコモビルになっています。実際に足を運ぶと意外なことが分かることが度々ありますが、今回もその1つでした。この地で勝海舟と塾長坂本龍馬が四苦八苦した頃の面影は何もありませんが、今回の二つ目の出会いでした。