中津・宇佐のみち

KeiichiKoyanagi2009-05-30

司馬遼太郎全集〈第62巻〉街道をゆく(11)
文藝春秋 1999年9月
にあります。

久しぶりに読みました。新たな発見があり、また行きたくなりました。

初めて中津、そして宇佐を訪れたのは、大学3年の頃でした。大学の仲間、大勢で九州までの電車旅行で立ち寄ったのが最初でした。旅の終点は、熊本にある九州電力地熱発電所でした。

中津では、福沢先生旧宅に立ち寄り、そして、宇佐神宮を散策したことを思い出します。その時の印象が強かったのか、その後、また行きたいと思い続けていまたしたが、2003年に北九州に単身赴任になるまでその機会を作ることができませんでした。

そして、2003年の9月に研究室の最初の夏のゼミを湯布院で開催しましたが、湯布院へのドライブの途中、福沢先生旧宅を訪れました。まさか、早稲田の教員として、福沢先生旧宅を訪れるとは夢にも思っていませんでした(笑)。




2004年3月に宇佐神宮を散策しました。その森々とした神域が気に入っています。


その後、何度も中津・宇佐を車で通りましたが、山国川が作りだすその豊潤な荒野を眺めながらの運転が気に入っています。

耶麻渓、羅漢あたりから山国川沿いに走り、右に八面山を眺めながらの道が好きです。


司馬さんは、薦神社、宇佐神社、中津城福沢諭吉旧宅跡、八面山、合元寺、城井城跡、山国川、鶴市八幡、湯屋などを語りながら中津・宇佐のみちを歩いていますが、また、行きたくなりました。